新米冬ママの奮闘日記

2016年5月に第一子を出産した新米ママです。子育てに関する慌てふためく日々を日記にしています☆

2017.07.06 おでこ縫合

息子ちゃんの夕食の準備をしていたんです。

ほんの少し前まで足元にいた息子ちゃんの姿が見当たらなくなりました。

あれ?と思うと同時に、何かが倒れる音と息子ちゃんの泣き声が玄関から聞こえました。

いつの間に玄関に?また転んでどこかぶつけちゃったかな?と急いで向かうと、

息子ちゃんは土足場でうつ伏せに倒れていました。

普段だと転んでも泣いていてもすぐに体を起こすのに……

嫌な予感がしてすぐに抱き上げると、

「え」

息子ちゃんのおでこがぱっくりと開いていたのです。

奥に白く平らな物が見えました……頭蓋骨?

そして、どぱっと血が吹き出ました。

心臓が凍り付くようなぞわっとした感覚と目と頬がカッと熱くなるのを感じ、頭が真っ白になりかけましたが、息子ちゃんのわんわん泣く声で我に返り、しっかりしろ!と頭を振りました。

ダッシュで脱衣所にタオルを取りに行き、おでこに強く押し当てました。

「大丈夫!大丈夫だよ!」

119番に電話しながら、自分に言い聞かせるように、息子ちゃんに声を掛け続けました。

 

転んで段差の角におでこをぶつけ、深くぱっくり切ってしまったことを伝えると、

息子ちゃんの名前、年齢と住所を聞かれ、すぐに救急車を向かわせると言われました。

息子ちゃんはずっと泣き続け、タオルで圧迫されるのを嫌がり身をよじっていました。

いつもは転ぶ時に必ず手を付くなりお尻を付くなりするのですが、その時はおもちゃを片手にしたまま畳んだベビーカーをいじって遊んでいたのか、受け身を取れずにおでこをぶつけたようでした。

マンション下に救急車はすぐに来てくれ、息子ちゃんを抱いたまま乗ると、3人の隊員の方がいました。

幸い血は止まっていましたが、「深いね」「幅5cm」というやり取りに不安が増していきました。

保険証医療証を預け、いくつか質問され(あまり覚えていません)、隊員の方の1人が受け入れてくれる病院を探すためにあちこち電話をかけてくれました。

ガーゼを貼られて頭にネットを被せられた後、息子ちゃんをもう一度私が抱っこしました。

10分で向かえる病院が受け入れてくれることになりました。

泣き続ける息子ちゃんを抱き締め「大丈夫だよ、ごめんね」とずっと繰り返していました。

 

隊員さんが受付けや引継ぎなど全てしてくれ、すぐに処置室に入れて貰えました。

お医者さんが傷を確認し、看護師さんに息子ちゃんを預け、私は待合室に出されました。

「これだけ泣いていれば大丈夫。ぐったりしている方が心配だからね」と看護師さんに言われましたが、

息子ちゃんの悲鳴が聞こえて来たので、ボロボロ涙が出てきました。

ああなんで目を離してしまったんだろう。

抱っこをせがんできていた息子ちゃん、私の腱鞘炎なんかどうでもいいからあの時抱き上げてあげれば良かったのに……

延々と息子ちゃんの叫び声がロビーにまで響き渡り、自責の念に押し潰されそうになりました。

隊員さんが来て、

我々の見立てでは、転んだ直後から泣いていて嘔吐もないので、外傷部分の治療だけで済むのではということと、お母さんのせいではないから決して、と励ましの言葉も頂きましたが、

涙が止まらずお礼を言うだけで精一杯でした。

 

縫合が終わり、処置室に入れて貰うと、息子ちゃんのおでこは分厚いガーゼを当ててテープをがっちり貼られていました。

私が抱くとすぐに泣き止み、ぴっちょりと引っ付いてきたので、ホッとしました。

縫い合わせて血を止める薬が塗ってあり、シャワーは浴びて良いがおでこは一日濡らさないよう言われ、

顔のことなので、翌日形成外科を受診するよう指示されました。

 

病院から実家がすぐ近かったので、両親に送って貰い、帰宅。

家の中は私が走り回った所に血糊がべったりとついていました。

その頃には息子ちゃんはご機嫌で、遅めの夕食をいつも通りモリモリ食べ、シャワーを浴び、遊び回ってから授乳後、すやすやと眠ってくれました。

本当に脳に影響がなくて良かったです。

 

 

続きはまた書きます。